タイ人は日本人同様、麺類が大好き。ただし日本のラーメンのようにラーメンに餃子、ビールでお夕飯など主食としていただくことはほとんどありません。タイでのラーメンのありかたは、お昼ご飯にかるーく食べる、もしくは午後3時ごろなんとなくこばらがすいたので、食べる。または夜たっぷりお酒を飲んだので最後にラーメンでしめる、遊んだあとでおなかがすいたので食べるというかんじ。ボリューム的にも量的にも日本のラーメンの3分の一程度。余談ですが、タイ人は日本のラーメンをすべて食べきれない人が多いとか。理由は量が多いから・・・なるほどタイのラーメンに慣れてしまうと日本のラーメンは量が多く感じます。そしてタイのラーメンは屋台が主流。きちんとしたレストランを構えてラーメン店としているところはとても少ない。タイのラーメンは屋台がメイン、と考えればいいようです。
まずは麺の材料から。大きく分けて米から作るもの、小麦粉から作るものと2種類に分けられます。小麦粉から作る麺はタイ語でバーミーと呼ばれ、色は黄色で太さも形状も、そして味までも日本のラーメンに似ています。「ただしスープが全然違うけどね・・・」そしてもう1種類の米から作られる麺はタイ語でクイッティアオと呼ばれ3種類の太さ別にそれぞれ呼び名があります。タイ語でセンミーと呼ばれる麺は、極細麺。味はいぼの糸などのほそーいそうめんをちょっとぱさぱささせたような感じ。こちらは牛肉を使ったスープなどに似合うようです。そしてタイ語でセンレックと呼ばれる細麺。こちらの味はそうめんの味からさらに粉っぽさを取り除いた感じ。さっぱりしていてすごくおいしいです。そしてタイ語でセンヤイと呼ばれる極太麺。ここまで太いと日本のきしめんにそっくり。ただしスープが全然・・・以下同文。 タイのラーメンは驚くべきことに汁あり、汁なしが選べます。スープなしだとやきそばのような感じになると思っていただければイメージしやすいかも。汁ありはタイ語でナーム、汁なしはタイ語でヘンといえばよし。これらの説明をまとめると、麺をバーミー、スープありのラーメンを注文する場合はタイ語でバーミーナームといえばよし。団子や焼き豚などの具のトッピングは指をさして示せばよい。ここまではどこのガイドブックにも記載されています。
そしてスープ。問題はスープ。 実はタイにきてラーメンを食べてみたけど、ちょっと私には無理かも・・・という感想をもたれて日本に帰られたあなた。 それはスープ選びに誤りがあったのです。 タイのラーメンのスープのベースとなるものには、魚、豚肉、牛肉、鶏肉、アヒルなどがあるのですが、スープのカラーは大きく分けて2種類。黒っぽいスープと透明なスープ。はっきりいってしまえば日本人にあうスープは透明なスープのみ。とこの際断言してしまいましょう。なぜなら黒っぽいスープは甘いからです。そしてそのスープベースが牛肉だったりすると血とかもてんこもりになったりするからです。タイのラーメン初挑戦!という方にはかなり過酷な試練です。まずは透明なスープになれてその後のステップとして黒っぽいスープに挑戦することをお勧めいたします。透明スープならば、日本人にもとても入りやすい味で美味。ラーメンに添えられる調味料「お酢、砂糖、唐辛子、ナンプラー」からお好きなものを入れて元気良くいただきましょう。タイ人のように、全種類入れてもそれほどおかしな味にはなりません。 まずはスープの色でお店を選びましょう。見分け方はとても簡単。お店の鍋の中を覗き込むか、人の食べているスープの色を確認しましょう。鍋の中身が黒っぽいスープだったらほかのお店をあたりましょう。麺のオーダーやトッピングを考えるのはその後の作業です。