2006年、ソンクラン。タイの3度目のお正月

     

本日、たった今、打ち合わせを終えて、帰ってきました。 こんな日に、なぜ打ち合わせ、なぜソンクランの初日、とぼやきたいところですが、クライアントさんの意向にはかなわず・・。 街は今、すごいことになってます。主要なタノン(大通り)や、ソイ(小道)の入り口に、車、車、車、人、人、人。 タクシーなら普通5分のところを、なんと1時間。 そして上の写真は2006年、4月13日の撮れたて、おろしたてのほっかほか写真。 上2段は昼間、下2段は終わらない、夜のソンクランの模様。 ちなみに、夜バージョンは、いちばん盛り上がるという王宮前広場近くからカオサンまで大渋滞の中撮った貴重なお写真! ソンクランはまだ始まったばかりだけど、どうです、この盛り上がり。火傷しそうな、この熱さ。 ソンクランとは、水を掛け合い、パウダーを塗りたくり、ずぶぬれ、くちゃくちゃの状態で、お酒をのんで、ラジカセの音楽に合わせて身をくねらる、もうとにかくめったやたらに水、パウダー、氷が空を飛び交うお祭り。 と、いいたい、言い切りたいとこだけど。きちんとしたソンクランの由来というのがあるのだそうで。 ソンクランを知らない皆様。まぁ、お聞きください。 ソンクランとは、サンスクリット語を起源に持つタイ語であり、太陽が次の黄道帯に入ることを意味するそうな。 太陽と惑星の通り道の幅17°の部分を黄道帯というそうだけど? 意味はつかめないながら、なんだか暑そう。 確かに、タイは一年中暑いけれど、その中でもソンクランのある4月は、もっとも暑くなる季節。 日中なら、最高気温40度を超える日も。雨は降らず、ぎらぎらと強烈な日差しが町をやき尽くす。 またソンクランは伝統的なタイのお正月という意味があるそうです。なぜなら、タイにはお正月が3回あるから。 まずは1月01日、これは普通にお正月。 タイでは12月31日は花火もあがり盛り上がるけど、お正月は特にこれといった行事等はないようです。 次に3月01日、これは中国旧正月なので、中語系タイ人以外は関係なしといったムード。 そして4月13日から15日まで、これが3回目の正月、3度目の正直、というやつで、いっちばん盛り上がる。 そしてソンクランの目的というものがあるのです。ただ楽しみのために水を掛け合ってるわけじゃないんです。 ここ、重要!次の耕作期に十分な雨が降るように、という願いを込めて水を掛け合っているのです。 ほんとかなぁ・・・・? ピックアップトラックに乗り込み、渋滞できしむ道路をひた走る。 水を撒き散らしながら進む、華やかで、騒がしく、まるで移動するステージ。 荷台に乗り込んだ女の子や、子供達はさしずめスターといったところか。 これが移動型とすれば、歩道に水かめを設置し、待ち受けて、やっぱり水を撒き散らす。これが定住型だろうか。 こちらも負けてない。ずぶぬれでいすの上にのってダンスしたり、ビール瓶でらっぱのみしたり。 ま、やってることは同じですね。 そしてソンクランは強制参加型のお祭り。水をかけたい、かけられたい、パウダーを塗りたい、塗られたい、お酒をのんで暴れたい、暴れさせてくれー、という皆様だけでなく、ぬれたくないなぁ・・・ソンクランは苦手だ・・・という人まで町を歩く人、すべてがターゲット。 もちろんこの国を訪れた旅行者も、例外ではない。それどころか、格好の獲物です。360度の角度で、あなた、狙われます。 どちらかというと、ソンクラン苦手派な私。 そんな私にも、やっぱり、タクシー降りたとたんに背中から氷入りの水。横手からパウダーで顔にでっかい手形。 そして、すかさず反撃にでた私。バックに隠し持っていたミネラルウォーターで しっかり、お見舞いしときました。 ほらぁ。やっぱり強制参加・・・・

記事作成:’2006 4月13日(木)